**潜在意識(12の門)

 それには大きな、高い城壁があって、十二の門があり、それらの門には、十二の御使いがおり、イスラエルの子らの十二部族の名が、それに書いてあった。
 東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門があった。また都の城壁には十二の土台があり、それには小羊の十二使徒の十二の名が書いてあった。 (ヨハネの黙示録 21.12-14)
 都の城壁の土台は、さまざまな宝石で飾られていた。
第一の土台は碧玉、第二はサファイア、第三はめのう、第四は緑玉、第五は縞めのう、第六は赤めのう、第七はかんらん石、第八は緑柱石、第九は黄玉石、第十はひすい、第十一は青玉、第十二は紫水晶であった。
 十二の門は十二の真珠であり、門はそれぞれ一つの真珠で造られ、都の大通りは、すきとおったガラスのような純金であった。(※ヨハネの黙示録 21.19-21)

土台の宝石の色  土台の宝石の色を調べます。
ここで1つ問題があります第2の土台のサファイアは5ではなく7ではないかということです。
 サファイアには黄緑色もあるということですが主に7のようです。
 しかし2と7に間近に挟まれた7の宝石は2と7を合成した5に見えるという現象があるということです。
 かんらん石の色から9みよをオリーブ色で表現します。
1ちりは紫水晶ですから紫でよいわけですが、8のむらさきよりずっと薄いうすむらさきです。
 実際には189の“光”は物質世界には***原色として存在せず見えません。他の色の合成によります。
 土台の形に並べます。
東西南北とせず上下左右としたのは現在の***地図の方角感と心の世界の方角感では少し違うようなのです。
(左右が反対になっているのは見る側でなく土台側を基準にしているためです)
 それには小羊の十二使徒の十二の名が書いてあったとあります。土台にはそれぞれ名前が付いています。
土台の形に並べる
潜在意識の概念図  都はすきとおったガラスのような純金で造られていた。
とありますから全体を囲みます。透き通ったガラスでは見えませんから取り合えず**金色の方だけにしておきます。都の大通りつまり中心もやはり同様にします。
(概念図ですから表現を変えることも可能な訳です)。
 密教に伝わる絵図のなかに表面意識、潜在意識を表した曼陀羅という絵図があり、各“光”の位置に仏像が描かれています。
 ところが、***エルサレムの幻をヨハネより600年程前に見た者がいます。エゼキエルです。

 聖書に書かれているから潜在意識の構造がこのようになっているというのではありません、あくまでも聖書は“光”の理論解明のヒントです。
 しかしヨハネがパトモス島で見た幻は紛れもなく潜在意識の構造だったのです。勿論これは“光”が解明されたからこそ言えることですが。
 聖書には他にも重要なヒントが書かれています。ヨハネの黙示録と並んで黙示文学の双璧といわれる※エゼキエル書、聖書といえばこれなしでは始まらない※創世記等です。
 謎に満ち何れも宗教では余り利用価値の無い?部分ですが何れも“光”解明の重要なヒントです。聖書とはまことに不思議な書です。
 神様?は非常に親切で、“光”を探求する上で必要なヒントは必ず用意されています。しかし少々意地悪でヒントのみです。全ては教えてくれません。

胎蔵界曼荼羅  金剛界曼荼羅
絹本著色両界曼荼羅図 浄土寺蔵
Horizon in Time of Memory(仏教美術[特別企画]観想の空間)より転載



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