**心の断面図

 **渡辺泰男が“光”に辿り着く前に師と仰いだ***光の先達者134は多くのことを発見しています。しかしその中で一つだけ選べと言われたら「心の断面図」これしかありません。
 彼は「心は光」「すべて光」と言っています。私達は光を色として認識していますから全てを**色分けすればよいわけです。
表面意識
 本能に複雑さを感じる方は先ずいないでしょう。「単純」な基本的な心の作用を黄以外で表現することは出来ません。黄は釈迦の意識に通じます。インドの僧衣は黄色です。

 感情が愛の心で丸くなっていれば問題ありません。愛といえばイエス、イエスといえば赤、そして「明快」です。聖書をしぼれば血(赤)と愛が滴り落ちます。また最後の晩餐はワインです。

 智性的なといえばクールな、クールといえば青以外に対応する色はありません。本能と感情そして「矛盾のない」智性に貫かれた時、智慧に転換するのではないでしょうか。
冷静沈着な行動によりエジプトからイスラエルの人々を救出した***モーゼの意識が智性の青に通じます。

 以上の3つが調和すれば**黄金色になります。しかし各色が心の中で領域を主張しています。これをチェックし***制御する機構が必要です。
地上に生物が住めるように環境を制御しているのは植物の緑です。心の制御は理性の緑が担当しています。緑の少ない砂漠の国マホメットの意識に通じます。

 心に日本語で本能とか感情とは書いてありません。またイエスとか、釈迦だモーゼだマホメットの領分だとも書いてあるわけではありません。全ては“光”で色分けされています。
 この4つの意識の調和が心の調和です。これらの***意識につながる宗教の教えを持つ人々の心の調和が世界の調和でもあるわけです。勿論宗教や言葉の世界を超えたところに調和の鍵があることは言うまでもありません。



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