**物質世界の光

 物質世界の光りは、***色の三原色と光の三原色 の6原色で構成されています。
 そして物質の光だけでなく、我々の住んでいるこの宇宙(物質世界=物質宇宙体)そのものがこの***6つの原色(“光”エネルギー)で構成されています。

プリズムによる白色光線の分解

 物質世界の白色光線(太陽光線等)をプリズム(平面)を使い分解しますと上図のように6色に分解することが出来ます。
 球面を使い分解した場合は****方向性が現れます。これは物質の発色に関与しています。

可視光線

 赤外線部と紫外線部に対応する1と8、9の3つは**“光”の世界だけの原色のため、物質世界に原色としては現れません。この189の3つの原色は物質世界の光や、物質の性質****物性に間接的に関与しています。

ちり粒子性物に形を与える性質、粒子の集合により物の形を作っている。
むらさき波動性物質粒子や物質の光の持つ波の性質、全ての物が固有の波動を持って振動していることが分かっています。
みよ色性物が色を持つという性質、波長で代用している。

物質と色

 物質に当たった光が反射し****色として認識されます。目で見ているこの世界を構成している物質は全て色を持っています。
 それらから反射した光を見て周囲の環境を認識している訳ですから、光すなわち色で囲まれていると言って過言ではありません。

6原色

 虹やプリズムで分解した光は6つの原色のみで7色ではありません。実は8むらさきは見えていないのです。これは“光”の世界の原色で物質世界では原色として存在していません。2赤と7青を混ぜたときに出来る色です。
 さすがに物理学やそれを基礎におく色彩学ではとうの昔に6原色になっています。また欧米の教科書では既に6色に訂正されているところもありますが、いまだに一般では虹は7原色と思われています。
8むらさきは物質の世界(この世)と非物質の世界(あの世)の**境目にある光だと思って下さい。

 物質=いろです。そして***色即是空、色は空だと言っています。般若心経とは実は、物質と“光”、心と“光”の関係、“光”の性質、調和(法)の結果が書いてあります。残念ながら調和の方法は書いてありません。ですから、書き写しても唱えても、発声練習や習字の効果は期待できても、調和されるという保証はどこにもありません。
 仏教系の宗教家はしきりと色、色ということを口にしていますが、ただ残念なことに色が心の世界を解明していく糸口とまで行きましたが、それを裏付ける科学が未発達であったために単なる形而上の精神論に終わってしまいました。



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