**縁

 日本人には「縁」(仏教用語)と一言で済みますが日本人以外の方には少し説明を要します。
 「縁とはすべてのものに因果の法則が支配しているのであるが、その果を生ずる因を助成する事情条件、即ち間接的原因をいう。」
中村元監修 新仏教辞典
お分かりになりましたか、仏教って難しいものですね。言葉で厳密に表現しようとすれば以上のようなことになるのでしょうか。これを“光”で解くと次のようになります。
1. 本人同士の一致  本人(第1段目)同士の“ひかり”が同じ。
同じ“ひかり”同士は互いに引き合うと共に、理解し合える度合いが高いということです。思考方法、行動パターンが殆ど同じと思ってよいでしょう。
2. 6人分一致  順序は違うが6人分の“ひかり”が同じ。
二番目に話の通じやすい関係です。同年令か9の倍数の年令差の者同士の場合に起こってきます。
3. 3人分一致  3人分一致する。
次に良く理解しあえる関係です。これもかなり強力な関係と言えます。
4. 2人分一致  2人分一致する。
数人の兄弟がいて、中でも二人が特別仲がよいなどという時に、時々出会わす関係です。
5. 1人分一致  1人分一致する。
親子兄弟の中で頻繁にみられるケースです。一人分でも共通していますと意思の疎通、理解の度合いのレベルは、共通しない場合に比べ高くなります。
6.  0人分。 共通の“ひかり”が一つもない関係。
家族の中で一人だけ共通の“ひかり”がないような場合、何となく精神的に孤立しています。
 縁を“ひかり”で考えますと地球上に何億人いようとも単純明快に、この6通りに集約されます。
ここで問題なのは6番目の0人分の関係です。あとは一人分でも“ひかり”の縁がつながっている場合は、放っておいてもお互いに努力感無しに、***仲良くなるように仕組まれています。
***知恵と勇気と努力でこの0人の関係を克服し隣人同士が仲良くしていくことが、人類永遠の課題でしょう。

【双子】

 例4.の場合1人目〜3人目と4人目〜6人目が同じで、同じ“ひかり”を二人分づつ持っています。
こういう仕組みのエネルギーを便宜上双子と呼びます。
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【真性双子】

 そして本人と2人目が同じ場合は真性双子と呼びます。
毎年双子が約30%、真性双子が15%発生する仕組みになっています。
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