*本当に大切なもの

 書いてある通りにやったのに“光”が見えないという方の中に、「実際に,自分のこぶしで,自分の“光”の位置をたたいてみましたか。」という問に「そんな馬鹿らしいこと・・・」読んだだけで分かるのに、何故子供のようなまねをしてと、書いてある通りにやってない方がいます。しかし、たったこれだけの事で“光”が見えるか見えないかの違いが生じます。

 何故でしょうか、過去、現在、何等かの信仰をお持ちの方がたくさんいると思いますが、何教、何宗であれ宗教家が人間の心理状態のあり方を幼児の心にたとえています。
 ではあなたは如何様にして幼児の心に戻りますか、その為にこそ教えがあり修行法があるのだと、結構です。

 しかしこの煩雑な世の中で幼児の様な心に戻るのには、幼児と同じ行為を大真面目に実行してみることです。

 背中の*潜在意識の入り口の位置決めに付いても同じです。誰も居ないからといって「肩たたきなどで叩きました」では見えるものも見えません。
 面倒がらずに家族なり友人なりに事情(位置決め)を説明して叩いてもらう行為の中に垢にしみた大人の心の曇を、今は忘れてしまっている幼児の心に戻しながら浄化している自分に気付く筈です。
 次の引用は聖書のω(オメガ)最後の書、7つの協会の御使いに送られたメッセージの6番目です。

 聖なる者、まことなる者、ダビデの鍵を持つ者、開ければだれにも閉じられることがなく、閉じればだれにも開かれることのない者が、 (黙示録3.7)

 この言葉の通り、自らの意志で、ひと度開けた“光”の扉は閉じることがありません。“光”の中を歩むのみです。自らの意志で“光”に背を向けたときは“光”の扉は閉じられて再び開くことはありません。

 強固な扉を開く重要な鍵の一つが、大人になって体験させられた、たった二回(前と後)の幼児の心に戻った瞬間であるということをくれぐれも忘れないで下さい。



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